保育方針
2018年4月に施行された新保育所保育指針に沿って、児童福祉法及び社会福祉法の内容を遵守するとともに、
児童福祉法の理念に基づき、乳幼児の最善の利益を考慮した保育を行う。
・家庭や地域社会と連携を図り、保護者と協働し保育所保育・家庭保育の充実に努める。
・全ての子どもが健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し、自己を十分に発揮しながら
活動できるようにすることにより健全な心身の発達を図る。
・子どもの主体的な活動を保障し、自ら学び、成長する心を育てる。
・非認知能力を育て、目標の達成まで頑張る姿勢や、感情をコントロールする力を身につける。
1)一人ひとりの子どもを大切にします
・子どもの個性を受け止め、ゆったりとした環境の中で子どもが保育者に慣れ親しむことができるようにします。
2)子どもの主体的な活動を保障し、自ら学ぶ心、非認知的能力を育てます。
・子どもの関心や興味を活動の起点とし、子どもと保育者が共に作り上げていくプロセスを大切にします。
・自然体験や遊びの中で、心身を鍛え、五感を刺激して豊かな感性を育みます。
・失敗を恐れることなく自ら選んだ目標に挑戦し、満足感や達成感を味わうことで自信につなげていきます。
・目標に向かって頑張る力、他の人と関わる力、感情をコントロールする力など、非認知的能力を養います。
3)子どもを真ん中にして、保護者と共に子育てをしていきます。
・保護者と共に、子どもの良いところや可能性が発揮できるように丁寧に成長を見守り育みます。
・保護者の「困った」を共に解決していきます。
4)異文化に触れ、世界に目を向けるきっかけを作ります。
・異文化体験をする中で、日本の価値と異なる世界が存在することを知り、世界に目を向け広い視野を育てるようにしていきます。
保育目標
●豊かな人間性を育てるための基礎を養う。
●自発性を尊重し、どの子にもある伸びる芽を育てる。
●他者を尊重し、集団の中でともに育ちあえる場を整える。
セルホーといた保育園の園名の由来
セルホーとはデンマーク語の『自信(selvtillid)』と『希望(håbe)』を掛け合わせた造語です。園生活を通して自分でできることが増え、その姿を認めてもらうことで自己肯定感が培われ、自信につながります。また、他者とのかかわりが増えることでお互いを認め合い、尊重する気持ちが育ちます。そういった経験を重ね、未来へ希望を持って羽ばたいて欲しいという願いを込めて園名を付けました。
<なぜデンマーク語?>
福祉先進国である北欧の保育を取り入れていくにあたり、当グループ法人が親交のあるデンマークの園に親しみを込め、デンマーク語を園名に付けました。また、デンマークは北欧4カ国のなかで一番小さな国ですが、国民の国に対する経済、環境、福祉の政策に対する満足度は高いです。
<北欧の保育とは>
・活動の中で幼少期から自分で選び、決断し、行動することで自己を尊重する基盤を築く。
・子どもたちは遊びの中から様々なことを学ぶ。
・幼少期から喜怒哀楽の感情表現を大切にしている。
・五感を刺激する野外教育(自然を大切にする、自然感覚を身に着ける、知的好奇心を刺激する貴重な体験を重ねる)を通して
季節の変化、自然の大切さ、環境保護、友人関係、遊びの楽しさなどを感じ、学びを広げることを目指していけるようにする。
・体の運動について、子どもが自分の体や五感を使うことによって多くのことを学んだり、
運動したりすることによって自立心が育てられ、集中力や 運動する幸福感を促進させる。